2016.06.17
アスリート
karugo108
【ケンブリッジ飛鳥選手】Part.4「独自インタビュー-覚醒の秘訣-」
囲み取材に続いて、ケンブリッジ選手のrundmark.net独自インタビューをお送りします。一冬超えて、大きく成長した背景を中心にお聞きしました。多くのメディア対応を受けてらしたこともあり、今回はショートバージョンでのお届け。囲みインタビューでは「考え中」と話していたゴール後のパフォーマンス案も、サービスでちょっとだけ見せてくれました。
-昨年までも、リレーでは桐生(祥秀・東洋大)選手や山縣(亮太・セイコーホールディングス)選手と互角以上の走りをしていたと思います。それが今期100mの記録としても現れた、これまでとの違いは何によるものなんでしょうか。
ケンブリッジ選手
–前半部分は、この冬季に課題として取り組まれてきたんでしょうか。
ケンブリッジ選手
-無駄な力、というお話がありました。去年までのレースと見比べると、今年は非常にリラックスして、上半身の力が抜けたようなフォームだという印象です。どういった要因で実現できているのでしょうか。
ケンブリッジ選手
-腕振りについても若干変わったかなと。以前より腕振りの位置が少し下がっているかと感じました。
ケンブリッジ選手
-東日本の200mでも最後までブレること無く、フィニッシュされていたと思いました。レース中のメンタルの違いというのもあるのでしょうか。
ケンブリッジ選手
-逆に変わっていないのは、後半型である点で、ケンブリッジ選手の大きな魅力だと思います。前半が強くなったのか、それとも後半のスピード持久力がさらに高まったのか、好記録の要因はどちらにあると考えてらっしゃいますか。
ケンブリッジ選手
-今日はフィジカル面を酷使するトレーニングを拝見しました。走りのトレーニングについては、前半からスピードに乗れるようにどのように変えてきたんでしょうか。
ケンブリッジ選手
-去年までと違っている点として、ケガを克服してらっしゃるんじゃないかと想像しています。特に、太もものケガに以前は苦しんでらしたかと思いますが、現在はどのように身体をマネジメントしてらっしゃるんですか。
ケンブリッジ選手
-もちろんこれまでもケアに意識は十分持ってらしたと思います。それでもなお、もう一段意識を上げられたというのは、どういったことに取り組まれたんですか。
ケンブリッジ選手
-陸上のことを考えている時間は、格段に増えているんでしょうね。
ケンブリッジ選手
-身体自体も強くなっていると。
ケンブリッジ選手
-強くなっているというのは負荷に耐えられるようになった、ですとか、いままで抑えていたトレーニングができるようになった、ですとか、どういった点で感じられますか。
ケンブリッジ選手
-それでも、なお、ご自身としてはレベルアップする部分としては、どのあたりに感じてらっしゃいますか。
ケンブリッジ選手
-東日本の10.10について、ご自身も納得されてらっしゃるかと思うんですが、あえて、なにか課題をあげるとすればどのあたりにありますか。
ケンブリッジ選手
-200mに関して、日本選手権にはエントリーされていません。
ケンブリッジ選手
-期限内に、参加資格記録を出せなかったということですね。東日本が最後のトライアルだったと。
-気の早い話ですが、ナショナルチームでリレーを走るとなった場合、フル代表では初めてになります。イメージされている走順はありますか。
ケンブリッジ選手
-これまでも、東京高校・日大時代と2走・4走を走られてらっしゃいますよね。直線は得意だなと
ケンブリッジ選手
-日本選手権での目標タイムを教えてもらえますか。
ケンブリッジ選手
-日本選手権へのお気持ちは、ドキドキなのか、ワクワクなのか、どれに近いでしょうか。
ケンブリッジ選手
-今年たくさんの好記録が生まれていますけども、ライバルたちが勢揃いした中で勝ちたいと。
ケンブリッジ選手
-そこに向けてのワクワク感というのが、強いと。
ケンブリッジ選手
-そろそろ時間ですね。最後の質問ということで。決めポーズとしてダブポーズ、というのがあるとお聞きしました。そちらを見せていただく、というのは可能ですか(笑)。
ケンブリッジ選手
広報ご担当
-勉強不足でした。ケンブリッジ選手も今後こちらのポーズをやっていくと(笑)。
広報ご担当
ケンブリッジ選手
-「今はまだダブポーズを封印されてらっしゃるケンブリッジ選手」、ということで一枚よろしいですか。ちょっとやりたそうにしている感じで、あ、こういう感じなんですね。
-ちなみに、フルでやるとどんな感じなんですか。
ケンブリッジ選手
広報ご担当
-日本選手権、またその先のリオでもダブポーズが見られることを楽しみにしています。ありがとうございました!
ケンブリッジ選手
囲み取材後の個別インタビューは、各社希望制で行われました。しかし、フタを開けると多くのメディアが参加。個別取材だけで約3時間、ケンブリッジ選手は対応されていました。公開トレーニング、囲み取材、個別取材と、メディア対応のハードさが垣間見られました。安田会長は「これくらいのメディア対応ができなくて、どうしてオリンピック本番で何万もの観衆が見つめる中で、ベストパフォーマンスが発揮できるだろうか」とおっしゃられていました。この日の公開トレーニングは、プロモーションだけでなく、さらなる成長にもつなげる狙いもあると推察されます。速さだけでなく、大舞台で強さを発揮すること。日本人選手の課題とされがちなテーマに、ケンブリッジ選手は独自路線で挑んでいきます。
公開トレーニングのレポートは以上になります。が、広報ご担当の方のご配慮があり、後日改めて個別取材を設定いただきました!過去のレース動画振返りや、オフの姿などをお届けします。どうぞお楽しみに。