公開トレーニングから一週間後、幸運にも再度ケンブリッジ選手にお話を聞く機会に恵まれました。これまでの競技人生と、3つレース映像の分析を依頼。優勝を目指したインターハイは頂点に届かず、注目を集めた大学4年のシーズンも、納得いく形ではなかったといいます。お話を通して、10.10をマークした走りはこれまでと何が違うのか、鮮明になっていきます。
ケンブリッジ選手の「on the track」です。
-それでは改めて、陸上競技を始められたきっかけについて、教えてください。

-小学校まではサッカーをやられていました。辞めるときに迷いは。

-それでもなお、

-最初から100m・200mだったんですか?

-当時の身長はどれくらいあったんですか。

-東京高校に進学したきっかけを教えてもらえますか。

-チームメイトにもすごく恵まれたんじゃないでしょか。

-東京高校は大きなトラックがあるわけではありませんが、

-東京高校は継続して強いスプリンターを輩出しています。強さの要因はどこにあると思われますか。

–

-高校記録を更新されたチームでした。

-滝川第二ですね。そして現在の記録は、桐生(祥秀・東洋大)
当時のリレーメンバーが、

-それではここからは、

-それでは、2011年

-3位だったこのレースを振り返られると、

-レース序盤から、

-大きな動きという意味では、

-ご自身のレースを振り返られることはされないですか。

-それでは次のレースが、2015年関東インカレ100mです。直前の織田記念で桐生(

-先日のインタビューでも、地面を叩きにいっていた、

-自分で地面をたたくと、

-高校時代に比べると、肩の位置が下がってきたのかと思います。

-当時も納得はいっていないというお話がありましたけども。

-勝ってはいるものの、

-この当時、物足りなさを解消する道筋は見えてらしたんですか。

-次に見てみたいのがこちら、10.10をマークされた今年の東日本実業団になります。「

-ガッツポーズも出ました。

-スタートの局面はいかがでしょうか。

-先ほどの高校時代の走りと比べると、

-足の引きつけという点では、

-憧れの選手にウサイン・ボルト選手がいる、

-ケンブリッジ選手が走っている姿、特に今期は、

-ブレイク選手のように、ピッチをより上げていきたい、

-本筋からは外れますが、このレース、

-日本選手権ではおそらく横に、

-先日のお話では、最後少し間延びしてしまった、

高校時代から将来性を嘱望されたとはいえ、雌伏の時を経て、積み重ねたものが花開いた今期だということが伝わってきました。同時に、10.10からさらなる上積みへの期待もいだきました。まだ、出しきったレースを見せていないケンブリッジ選手。日本選手権に向けて、否が応でも期待が高まります。
Part.6は、普段着のケンブリッジ選手に迫る「off the track」です。ご期待ください。